2005年12月30日

放課後/東野圭吾

出版社/著者からの内容紹介
校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を2人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第2の殺人が……。乱歩賞受賞の青春推理。


本作、第31回江戸川乱歩賞を受賞ということですが本格推理モノというより、学園モノとして読みました。舞台が女子高なのでもっと甘美な匂いがするのかと思ったらそんなことはなかったです。

あられもない姿を見られた事が犯行動機に繋がるかどうかといえば繋がらないような気もするし、説得力もいまいちではありますが、犯行動機としてはナシでも話の面白みとしてはアリだと思います。舞台が女子高だからこそ女子高生たちが犯人に対して、変に連帯感や共感を持ったのかな、と強引に思ったり。
つーか、合宿先でそんなことするなよ(笑)。

主人公がアーチェリー部の顧問という設定でアーチェリーについて詳しく書かれてたので、著者が経験者なのかなと思ったら、なるほど大学時代にアーチェリー部所属でした。未経験の人が調べて書いたというより、経験あっての書き方だなーという印象を受けたので。

オチはサクッと数ページ内に綺麗に収まってて見事でした。

本作は20年近く前の出版物ですが現在の青少年が抱える問題と作中の青少年が何ら変わりないのでそんな昔の作品とは気付かず読んでました。

以下、微妙にネタバレ要素を含みます。




殺人捜査が行き詰まりをみせた辺りでこの事件が単独犯でないこと、複数人が意図せず事件に関わってしまったことが捜査を錯乱させてるのは大まか読めてしまいました。

犯人が犯行後、めきめきアーチェリーの腕が上がるってどうよ。
いくらなんでも人を殺したんだから精神的に参るんじゃ?

放課後放課後
東野 圭吾

講談社 1988-07
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posted by 桃鳥 at 22:19 | Comment(0) | TrackBack(1) | 書籍
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(書評)放課後
Excerpt: 著者:東野圭吾 第31回江戸川乱歩賞受賞作品。東野圭吾のデビュー作にあたる作品。
Weblog: たこの感想文
Tracked: 2006-01-11 00:06
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