2006年01月15日

ライヴ/山田悠介

出版社 / 著者からの内容紹介
突如としてTV中継が開始された奇妙な競技。RUN、BIKE、SWIM。全く予測不可能な展開、次々と脱落していく選手たち。だが、熱狂の渦に巻かれた視聴者は、彼らが走り続ける理由を、まだ知らない――!


2010年、日本に蔓延するウィルスの特効薬を求めて、患者の家族が謎のトライアスロンに参加する話です。
レースの途中に命を落とすような障害が仕掛けてあったり、参加者の中には犯罪者が紛れていたり、逮捕を狙う警官がいたり、精神崩壊する者が現れたりと素材はユニークなのですが、人物描写が甘いせいかいまいち盛り上がりに欠けました。

この競技は誰が何のために開催したかが競技中に全く明かされないので読んでて苦痛でした。競技参加者が死に物狂いで疾走してる最中に、主催者の思惑が少しでも垣間見れたらもっと面白かったかもしれないのに。

で、黒幕やイベントの意図は最後に明かされるのですが何とも強引な・・・。そこまで引っ張っておいてそれですか、と。
ただ、読み終えた後、本の表紙と競技開催の意図がリンクしてることに気付いてなるほどと思わされました。表紙のデザインは好きです。

作中のセリフ。
病気のおかん「せめてお父さんが生きていくれてたら、お前を苦しめずに済んだのにねぇ」
それを支える息子「それは言わない約束だろ」
恐ろしく使い古されたセリフ禁止!
吹きました。

ライヴライヴ
山田 悠介

角川書店 2005-06-01
売り上げランキング : 43,894

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


posted by 桃鳥 at 16:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。