2006年02月03日

ライン/乃南アサ

出版社/著者からの内容紹介
“KAHORU”に恋すると殺される!
1本の線だけで結ばれている、宙に浮かんだような若者たち。深夜のパソコン通信に嵌(は)まる小田切薫の周りで次々殺人事件が起こる。それぞれの道を歩む高校の同級生たちは、友情と嫉妬が複雑に絡み合い……。オンライン社会の若者の心の揺れを描く、直木賞作家の傑作ミステリー。(「パソコン通信殺人事件」改題)


1990年に刊行された「パソコン通信殺人事件」を大幅に加筆修正したものがこれらしいです。それでも第一刷が1997年なので、読んでて時代を感じてしまいました。ネット上のチャットのことをパソコン通信って今は言わないだろうな。

三浪生の薫(ハンドルネーム“KAHORU”)が現実逃避のために夜な夜なチャットを楽しむうちに、本人の知らない場所で“KAHORU”を巡って殺人事件が起きるわけですよ。
“KAHORU”姫はチャット広場ではアイドル。でも会話がどれもこれもアホすぎて失笑しました。こんなアホ会話しかしてないのに“KAHORU” に本気になって挙句の果てに殺された人もどうかと・・・。

薫は友人らに自分が“KAHORU”であることもチャットをしてることも話してないのに、幼馴染のまことにばれたのが非常に強引であります。広い世界なのに内輪でトラブルが起こるのも不自然だなー。

“KAHORU”の待ち人が殺されたのは、てっきり“KAHORU”を好きになった別の誰かが嫉妬して殺ったのかと思ったよ。

作者の言いたいことは、架空人物に夢中になってないで現実世界の友達と向き合いなさい、ということだと思います。しかしチャットの会話がアホすぎ。

ラインライン
乃南 アサ

講談社 1997-11
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posted by 桃鳥 at 20:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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