2006年02月09日

秘密/東野圭吾

秘密秘密
東野 圭吾

文藝春秋 1998-09
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内容(「BOOK」データベースより)
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な"秘密"の生活が始まった。


娘(藻奈美)の体で魂は妻(直子)。
ちょうど娘の体は二次性徴を迎える年齢。直子の心情も少しづつ思春期らしさが戻ってしまい、夫(平介)と心が擦れ違ってしまいます。とはいっても初めの頃の直子はかなりサバサバしてた。だから読んでるこっちがヒヤヒヤした。

直子が高校でどんな生徒と付き合いがあるか部屋を漁ったり、手帳で次の生理予定日を調べたり、電話に盗聴器を付けたり、度が過ぎてて正直気持ち悪い・・・。

感動すべきオチが納得いかない、というか妻・直子の考えが理解できませんでした。

以下、オチのネタバレ感想。




藻奈美(中身は直子)の結婚式で平介との結婚指輪を溶接したのは、思いを断ち切るためなのか思い出の品にするつもだったのか解らなかったです。そんなばれる様な小細工したら平介を苦しめるだけだし、平介には全くいいことなしで気の毒。

高校生活を何だかんだと楽しんでたんだから、結局のところ結婚してからの人生も楽しんでいくんじゃないかと思うんですよ、この直子って人は。結婚相手にも失礼じゃ?
平介は30代のときなら娘の若い担任の先生に対して手ごたえあったのに、最後は50代だし一人で老いていくんだろうなぁ・・・。


posted by 桃鳥 at 23:58 | Comment(2) | TrackBack(2) | 書籍
この記事へのコメント
 ご挨拶もなくTB打たせて頂いたのに、TBこちらからもありがとうございます。私も正直、直子の気持ちがわかりませんでした。主人公のストーカーぶりも気持ち悪いですよね。でもああいう男性はいるのでしょうね。
 
Posted by fran02001 at 2007年09月08日 22:16
>fran02001さん
こんにちは。TBとコメントありがとうございます!

私も主人公の心理描写、気持ち悪いな〜と思って読んでました。男性のムッツリ感がリアルに出てて、そこは作者を褒めるべきなのかも知れませんが、受け付けませんでした。きっと受け付けないタイプは女性に多いのでしょうね。
ムッツリではなく直行型なら大丈夫なのですが(笑)。
Posted by 桃鳥 at 2007年09月09日 01:19
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熊 〜「秘密」〜
Excerpt: 「秘密」(著:東野圭吾)を読んだ。 第52回日本推理作家協会賞受賞作品。 映画化(広末涼子主演)もされた、著者の代表作の一つ。 妻と娘が乗ったバスが崖から転落。 妻の葬儀の夜、意識を取り戻し..
Weblog: サナダ虫 〜解体中〜
Tracked: 2006-02-17 21:43

東野圭吾『秘密』(ネタバレ)
Excerpt:  昔から映画でも小説でもよくある、入れ替わりモノ?!。『転校生』も『四日間の奇蹟』もよかったけど、これもまた違ったよさ。 母の肉体は死んだのに、娘の体に母の精神が宿るという特殊な設定がまた、非現実的だ..
Weblog: ☆ふらブロ☆
Tracked: 2007-09-08 02:15
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