2006年02月15日

死神の精度/伊坂幸太郎

内容(「MARC」データベースより)
「俺が仕事をするといつも降るんだ」 クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。音楽を愛する死神の前で繰り広げられる人間模様。『オール読物』等掲載を単行本化。

・死神の精度
・死神と藤田
・吹雪に死神
・恋愛で死神
・旅路を死神
・死神対老女

伊坂氏の著作物が肌に合わない人でもこれはいけると思う。
死神からみた人間の死が客観的に描写されてます。
ここに出てくる死神の仕事ぶりは真面目だし、人間との会話が噛み合ってるのか噛み合ってないのかよくわからないユニークさが面白いではないか。

死に興味のない人物(死神)からみる人間の死とは、こんなに儚く滑稽なのかと思えるのと同時に、担当の人間の死をさばさば確定してしまう姿が爽やかです。

死神たちに与えられたアイデンティティ(名前)は何故かみんな地名。本編に出てくる死神が「千葉さん」なのは作者が千葉県出身だからでしょうか。

全編、6話構成ですが一応繋がってます。
で、最後の「死神対老女」を読みえた後、「おぉっー」と振り返って読み直してしまいました。

あと同作者の別作品に登場してた人もちょい役で出てました。

死神の精度死神の精度
伊坂 幸太郎

文藝春秋 2005-06-28
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posted by 桃鳥 at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(2) | 書籍
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「死神の精度」
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Weblog: 田中およよNo2の「なんだかなー」日記
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