2006年03月04日

エイジ/重松清

内容(「BOOK」データベースより)
ぼくの名はエイジ。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第にエスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった―。その日から、何かがわからなくなった。ぼくもいつか「キレて」しまうんだろうか?…家族や友だち、好きになった女子への思いに揺られながら成長する少年のリアルな日常。山本周五郎賞受賞作。


山本周五郎賞受賞作。

書籍タイトルの「エイジ」っていかにも名前とageを引っ掛けてそうだな、と思ったらやっぱりそうなんですね。
内容は思ってるのとちょっと違ってた。

連続通り魔事件の犯人は普通でまじめな同級生。
この少年の逮捕をきっかけに、キレるかキレないかの狭間で揺れるエイジの心理に共感できる人も多そう。

幻のナイフを人の首に刺したり、後ろから襲ったり・・・。
「幻のナイフで襲う」とはいわゆる人を襲う妄想をするということで、優しい口調でそれを語られると誰しもが幻のナイフを持ってるようでドキッとしますよ。
妄想で勝手に刺して、勝手に心の中で謝ってるところなんか本当に生の中学生だ(笑)。

エイジより同級生のツカちゃんの変化のほうが面白いかも。
同級生の逮捕がなかったらツカちゃんは人の痛みの解からない人間に成長してたかもしれない。

エイジエイジ
重松 清

朝日新聞社 1999-01
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posted by 桃鳥 at 23:38 | Comment(0) | TrackBack(1) | 書籍
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ナイフとエイジと流星ワゴン
Excerpt: 新作じゃないけど、最近読んだ本を、ミニ感想つきで並べてみます。 放置しておくと感想を書かなそうなので、やっつけ気味(苦笑) このところ特に集中的に読んだ作家の一人、重松清氏の小説です..
Weblog: あっちゃblog
Tracked: 2006-03-07 01:09
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