2006年03月26日

魔性の子/小野不由美

内容(「BOOK」データベースより)
教育実習のため母校に戻った広瀬は、教室で孤立している不思議な生徒・高里を知る。彼をいじめた者は“報復”ともいえる不慮の事故に遭うので、“高里は崇る”と恐れられているのだ。広瀬は彼をかばおうとするが、次々に凄惨な事件が起こり始めた。幼少の頃に高里が体験した“神隠し”が原因らしいのだが…。彼の周りに現れる白い手は?彼の本当の居場所は何拠なのだろうか?


『十二国記 風の海 迷宮の岸』『十二国記 黄昏の岸 暁の天』を読んでからのほうが本作は呑み込みやすいと思うけど、『魔性の子』→『十二国記 風の海 迷宮の岸』『十二国記 黄昏の岸 暁の天』→『魔性の子』が理想的なんだろうな。

高里と広瀬は同じ故国喪失者。人間であるか麒麟であるかというだけでここまで絶望を与えてしまえるものなのかと感心しきり。

麒麟は慈悲深い動物。
麒麟が人間界に存在すると、人が人で在ること自体これほどに醜いものかが浮き彫りになってしまう、人間の卑しさが多分に盛り込まれた話でした。

うん、ちょっと深すぎて頭がぼんやりする。

表紙絵は『十二国記』(ホワイトハート版)と同じ、山田章博画伯だったというのが一番驚きました。絵のタッチが『十二国記』と違うねぇ。

魔性の子魔性の子
小野 不由美

新潮社 1991-09
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posted by 桃鳥 at 02:46 | Comment(0) | TrackBack(1) | 書籍
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魔性の子
Excerpt: 小野 不由美, 山田 章博 魔性の子 ついに読むことが出来ました。 十二国記シリーズすでに読破。しかし結構前に読んだので内容はうつろ・・・ 内容は・・・ 十二国記シリーズの番外編..
Weblog: 胡蝶のユメ
Tracked: 2006-04-03 01:50
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