2006年03月28日

分身/東野圭吾

内容(「MARC」データベースより)
札幌で育った女子大生・氏家鞠子と東京で育った女子大生・小林双葉。お互いにあまりに似ている2人が巻き込まれる、極限のサスペンス。同じ自分がもう1人どこかにいるとしたら、その人を愛することができるのか。


クローン人間という現代医療問題を取り上げてるんだけど、何故だか頭の中ではSFっぽいなーと思いながら読みました。でも説得力があって、怖かった。
SFみたいだな、と思うのはこの作品、脳内で映像化しやすいからかもしれない。

札幌の鞠子が東京へ、東京の双葉が札幌へ赴いて自分の出生の秘密ともう一人の同じ顔の人間について調べていくというのは、ハンデありーのトラブルありーので上手い設定だと思います。

クローン遺伝子についてはかなり解りやすく説明されてたのでド素人の私でもさくさく読めました。

この話に出てきた大学教授たちの行動は絶対許されない。
不妊治療の女性の卵子を不妊治療に使わず、勝手に遺伝子操作実験に使ってただと?
神にでもなったつもりか?

鞠子と双葉は将来、遺伝子障害全くなしのまま生きていけるのかな。

二人の邂逅シーンなんて情景がやっぱりSFみたいでした。

「犯人は誰だ!?」に飽きたときこっちのサスペンスを読むと違った趣きで楽しめると思います。

分身分身
東野 圭吾

集英社 1996-09
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posted by 桃鳥 at 00:56 | Comment(0) | TrackBack(1) | 書籍
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感想/分身(文庫)
Excerpt: 東野圭吾『分身』。『変身』と対比してつけたタイトルだそーで期待高まる中読了。二人の少女のねじ曲げられた運命の物語。 鞠子は、母親に愛されていないと感じていた。真相のわからぬうちに、ある事件で母親..
Weblog: APRIL FOOLS 
Tracked: 2006-04-18 23:41
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