2006年04月15日

チーム・バチスタの栄光/海堂尊

出版社 / 著者からの内容紹介
東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。

(バチスタ手術とは)
バチスタ手術は、学術的な正式名称を「左心室縮小形成術」という。一般的には、正式名称より創始者R・バチスタ博士の名を冠した俗称の方が通りがよい。拡張型心筋症に対する手術術式である。肥大した心臓を切り取り小さく作り直すという、単純な発想による大胆な手術。(本書より)


第4回「このミステリーはすごい!」大賞受賞作。

ユーモアのセンスは天性なんだなーとつくづく思う。
医療の堅苦しさをこのユーモアで補ってるといっても過言ではないでしょう。

三例続けて起こったバチスタ術中死。
医療過誤なのか殺人なのかを内部調査で見極めるために依頼されたのが神経内科のやる気なし田口公平。

田口講師がグロリアス・セブンことバチスタメンバー一人ひとりに聴き取り調査をしても不自然な点はなし。不自然な点は無いんだけれどもそれぞれみんな何か変というのが一つの見所かな。

結果的に栄光は長くは続かないってことです。

田口講師でさえキャラが濃いのに後半から登場する厚生労働省の白鳥は個性が強すぎてもはや変人です。お役人さんとはとても思えない。
本で読んでる分にはいいけど、こんな人実際いたら絶対近づきたくない。
でも白鳥シリーズがあれば読んでみたい。

チーム・バチスタの栄光チーム・バチスタの栄光
海堂 尊

宝島社 2006-01
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posted by 桃鳥 at 21:55 | Comment(2) | TrackBack(1) | 書籍
この記事へのコメント
TB有難うございました。白鳥のキャラ、なんか抵抗を感じながらも読んじゃいますよね。確かに、この著者のユーモア&しめるところはしめるセンスはいいですよね。次回作にもかなり期待です。
Posted by KORO at 2006年05月11日 09:20
>KUROさん
こんにちは。
白鳥さんとはお知り合いになりたくないと思いました(笑)。
よくあんなキャラで世の中を歩いていけたよな〜とか思ってしまいましたけど、最後の手紙での別人格とのギャップがまた面白いですよね。

この本がデビュー作なら次もかなり期待できそうです。
Posted by 桃鳥 at 2006年05月12日 00:02
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チーム・バチスタの栄光 著者:海堂 尊
Excerpt: ≪採点(読むなび!参照)≫ 合計:90点 http://koroxkoro.web.fc2.com/ ≪梗概≫ 東城大学医学部付属病院は、米国の心臓専門病院から心臓移植の権威、桐生..
Weblog: 読むなび!(裏)
Tracked: 2006-05-11 09:16
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