2006年04月25日

キタイ/吉来駿作

キタイキタイ
吉来 駿作

幻冬舎 2006-01
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内容(「MARC」データベースより)
8人の高校生は、死んだ仲間・葛西を甦らせようと死者復活の儀式・キタイを行う。それから18年、復活を遂げた葛西はキタイの秘密を知る仲間を殺し、永遠の命を得ようとするが…。死者による、時を超えた惨劇が始まる。


舐めてかかったら怖かった・・・。キタイの正体は読んでいくうちにわかります。
筋の通った設定だから妙にリアルです。スプラッタあり、恋愛ありのホラーですが青春群像劇の要素もあり。

主人公たちは現在36歳で、キタイの儀式(死人呼び戻し)を行ったのが18歳の時。
死んだ葛西の場合は儀式の18年後に戻ってきました。これが何で18年後だったのかは後で納得いくし、みんなが見る幻覚が統一性のないものと思わせて全て繋がってたりとか妙に筋が通ってて怖いです。

「人を好きになることに外見は関係ない」というテーマがちらついてて、これが最後まで関係してくるんですけど、ちょっと設定的に疑問が残った。

以下、読んだ人にしかわからないややネタバレ。




呼び戻された死者は凶暴化するのだろうか。それとも葛西の場合は彼の執着がそうさせたのか。
もし凶暴化するならハルと深町の間に恐ろしい未来が待ってるし、そうでないのなら年齢差や見た目を気にせず好きな人と一緒にいられる幸福な未来が待ってるのだろうし、設定によっては全く逆の未来が待ってると思うんだけど・・・。

いや、ちょっと待て、それ、近親相姦になるからいくら年齢差OKでも男女の仲にはなれないよ。一緒にいられればそれでいい、とか?


posted by 桃鳥 at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(1) | 書籍
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キタイ
Excerpt: ★★★☆☆ 著者:吉来駿作 出版社:幻冬社 定価:1680円 出版年月:2006年1月 ボリューム:317P 8人の高校生は、 死んだ仲間・葛西を甦らせようと死者復活の儀式・キタイを行う。 ..
Weblog: ねぶかどねざる
Tracked: 2006-05-13 20:47
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