2006年05月20日

スイッチを押すとき/山田悠介

内容(「MARC」データベースより)
君たちはなぜ生きているんだ? 増加する青少年の自殺に終止符を打つため、政府が立ち上げた恐るべきプロジェクトとは…。生きる意味を問う衝撃のストーリー。

青少年の深層心理解明のため、全国から無作為に選出された子供をあらゆる過酷な状況において精神構造を解明する青少年自殺抑制プロジェクトが設立された。

選出された子供の胸には電子機器が埋め込まれ、自分のスイッチを押すと死ぬ構図になっている。生きることに絶望した子供たちは次々にスイッチを押して自殺。

主人公で施設の監視員・洋平が異動となった横浜センターの子供4人は7年間施設に入れられているというのに今まで見てきた子供たちとは違い、目が死んでなかった。何故か・・・。

大掛かりな設定と文章表現不足のアンバランスが何ともいえないです・・・。
洋平の過去を伏線としてもうすこし散りばめておいたほうが深みが出たかも。
実験台の子供らを連れて逃亡したことが果たして本当に正義と呼べるのか、生きる意味とは・・・、このへんもう少し書き込まれてたらなー。

それから施設を逃亡してからの洋平の行動がずさんすぎやしないか、とか思うわけで。
高速道路を走ればすぐに警察にばれるし、全員で買い物をしたら目立つだろうし、購入した服をその場で着るなんて行動は店員に印象付けてしまうだろうし、ねぇ。

洋介と実験台の一人・真沙美の関係については終盤からいや〜な予感はしてたけど、予想通りのオチだったです。

スイッチを押すときスイッチを押すとき
山田 悠介

文芸社 2005-08
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posted by 桃鳥 at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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