2006年06月14日

神はサイコロを振らない/大石英司

内容(「BOOK」データベースより)
かつて忽然と消息を絶った旅客機が、今、還ってきた。しかし68名の乗員乗客にとって、時計の針は10年前を指したまま。歳月を超えて実現した奇跡の再会、そして旅立ちの物語。


10年前に消えた旅客機が突然戻ってきて、家族や友人らと再会を果たし、そして3日後に再び消える運命にある人々の行動をなぞってるだけという印象がありました。

心理描写はそこそこに、登場人物の行動推移のほうが前面に出すぎてるんじゃないかな。人物の掘り下げかたも半端だし。要するに感動する余地がなかった。

でも一人いいキャラがいた。
立てこもり犯の説得を担当した寄近警部補(女性)。
この事件のせいで10年通い続けたコミケに初めて参加できなかったことや、もし今殉職したらドラゴンボールのショタ本は親に処分されるだろうなとか、ラムちゃんの恥ずかしいコスプレ画像がネットで流れたらどうしようとか、犯人を説得しながらもオタク心を忘れない脳みそがかなりツボりました。

そういえば、アメリカの軍用機か旅客機か忘れたけど、飛行中に突然雲の中から大日本帝国の日の丸戦闘機が飛び出してきてニアミスしたとかいう記録があるそうな。まさに時空を越えての超常現象。

神はサイコロを振らない神はサイコロを振らない
大石 英司

中央公論新社 2004-12
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posted by 桃鳥 at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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