2006年07月18日

整形美女/姫野カオルコ

内容(「BOOK」データベースより)
20歳の繭村甲斐子は、名医・大曾根に全身の整形手術を懇願した。「なぜ?」その美しい肢体を前に戸惑う大曾根。自らの「計画」を語る甲斐子。一方、元同級生、望月阿倍子は甲斐子の写真を手にオペ室に向かう…。幸せを夢見て、新しい容姿を選んだ二人。手術後に辿るそれぞれの意外な生き方を軸に、変身願望の虚構を描く。独特の哲学を、ユーモアと格調とをもって提示した衝撃の問題作。


非の打ちどころのない美貌を持った甲斐子。絶世の美女であるがための苦悩を持ち、普通の容姿へと美容整形を。

一方、普通の容姿である阿倍子は、もっと美しくなりたいという女性ならではの一般的な願望から甲斐子のような美しい容姿へ美容整形を経て変身。

文句の付け所がない容姿って、近寄り難く高嶺の花のような存在で案外モテなかったりするんでしょうかね。絶世の美女の気持ちはオイラわかんね。

芸能界でも上唇が反りあがってるような女優さんが人気あったりするし、身体に特徴があったほうがむしろその部位が愛おしくみえたりするんですよね。

最近では目を二重にするだけのお手軽プチ整形なんてのが流行ってて、美容整形をカミングアウトする人も多いだろうけど、顔を変えることよりそれを隠す行為がどことなく卑猥で陰湿な雰囲気を醸し出している整形美女二人の心理描写が面白かったです。

シリコンとか気にして一生を送るのは大変だろうな。

整形美女整形美女
姫野 カオルコ

新潮社 1999-01
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posted by 桃鳥 at 01:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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