2006年07月28日

サイケ/姫野カオルコ

内容(「BOOK」データベースより)
フェティシズムに耽り、性同一性障害にうろたえ、快感と疚しさにさいなまれた日々…オレンジに爆発する’70年前後を舞台にあの姫野カオルコが描くヰタセクスアリス!疚しさの爆発の傑作短編集。


1970年前後の話が中心なので、作中に出てくる元ネタがいまいちわからないのが勿体ないけど、それを差し引いても痛快で面白かった。いや、面白かったという言い方は本作においては上品すぎるかもしれない。おもろかった。

6つの短編の中からいくつか感想をば。

「お元気ですか、先生」
昔の教育は今のように繊細じゃなかったということがよく伺える。文体が日記調だったので先生へのラブレターかと思ってたけど・・・なにげに恨み節で怖い。

「少年ジャンプがぼくをだめにした」
週刊少年ジャンプが発刊されたころの話で、少年ジャンプと出会ったがために大人になっても変な性的趣向を持ってしまったわし(女)の痛快な性癖披露話?
元ネタの「ハレンチ学園」を知りません。
今なら週刊少年ジャンプとてキワキワのシーンも普通にあるけど、性の開放が今ほどでない1970年頃に、しかも少年誌に官能的なシーンが掲載されてたら、そりゃー押入れの中で悶々と読んでもおかしくないわな。

サイケサイケ
姫野 カオルコ

集英社 2000-06
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posted by 桃鳥 at 00:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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