2006年08月18日

不倫(レンタル)/姫野カオルコ

内容(「BOOK」データベースより)
いまだに処女の30女、力石理気子(美人)にロマンスが訪れた。はたしてみごと「セックスをしていただける」か?ぬるいフェミニズムと甘いナルシシズムにパワーボムを食らわす、闘魂のハイパー文学。


「処女三部作」 のうちの三作目から読んでしまいました。
『不倫』と書いて「レンタル」と読むそうです。

「力石理気子、34歳、著述業。男と女の描写ならまさせといてよ」
「想像でいくらだって書いてみせるわラブシーン」

男女のどろどろした愛憎劇でもなければ、悲劇でもない。むしろ喜劇だ、と私は捉えました。とにかく笑える。
34歳の処女が読者投稿の不倫に関する恋愛相談に的確に答えてる姿が痛い。

男性からは常に「大切な友人」としか見てもらえず三十路処女の理気子にとったら肉体関係を求められる時、「あたしをアゲル」ではなく「欲情していただける」なわけで、「欲情していただける」有難みというものを、性が氾濫するこの時代、はたしてどれだけの女性が感じているものか、と思ってしまった。
(もちろん犯罪に直結する欲情は除く)

「不倫(レンタル)は子を見ず泣き見ず金いらず」 という一説が記されいる通り、あっさりした恋愛小説でした。これ、恋愛小説かな・・・?

不倫(レンタル)不倫(レンタル)
姫野 カオルコ

角川書店 1996-08
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posted by 桃鳥 at 02:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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