2006年08月20日

変奏曲/姫野カオルコ

内容(「BOOK」データベースより)
血の絆で結ばれた洋子と高志。異なる性の双子が貪る、耽美な禁断のエロティシズム。それは、洋子の婚礼が近づくにつれ、哀しく顕在化していった…。幻想は現実に、情念は行為へ。時代を超えて幽玄世界へと誘う現代のロマネスク文学。


過去、現在、未来、舞台は時代を変えつつ章も変わりますが登場人物だけは同じ設定で、全て双子男女の切なくて悲しい物語です。

洋子から見た高志、高志から見た洋子、さすが双子なだけあって言葉はなくても通じ合ってます。洋子と高志が百年以上生きているわけないのだけど、全ての章において関連性があり何だか面白い構成でした。各時代背景を持って色んなバージョンの双子禁忌が楽しめるというか・・・。

どの時代にも二人には死が待っているわけですが、輪廻転生があるなら次は他人同士で生まれてくることを願わずにはいられないですよ。

変奏曲変奏曲
姫野 カオルコ

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posted by 桃鳥 at 01:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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