2006年11月10日

手紙/東野圭吾

内容(「BOOK」データベースより)
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。


半年前に読んで感想を書き上げたまま放置しておいたので、簡素化修正して出します。

弟の進学費用欲しさに強盗を働き図らずも人を殺めてしまった兄と、受刑者の兄の存在が障害となって世間から倦厭された人生を繰り返す悲劇の弟。

犯罪者の家族が白眼視されることは悲劇だの不幸だのと弟が人生の中でこれだけ辛い思いをしていても、本作は弟を擁護しません。

差別や偏見のない世界が想像の産物なら、受刑者の弟はこれからどう生きるべきなのか。
弟の下した辛い選択に関して賛否がありそうですが、考えたでところ自分なりの答えが出ないです。是非をつけるのが難しいんだなぁ。

手紙手紙
東野 圭吾

毎日新聞社 2003-03
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posted by 桃鳥 at 19:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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