2006年11月23日

人格転移の殺人/西澤保彦

内容(「BOOK」データベースより)
突然の大地震で、ファーストフード店にいた6人が逃げ込んだ先は、人格を入れ替える実験施設だった。法則に沿って6人の人格が入れ替わり、脱出不能の隔絶された空間で連続殺人事件が起こる。犯人は誰の人格で、凶行の目的は何なのか?人格と論理が輪舞する奇想天外西沢マジック。寝不足覚悟の面白さ。


面白ーい、でもややこしー、でも面白ーい、ややこしー、面白ーい、ややこしー、ややこしー、ややこしー。

正規の肉体から別人の肉体に人格を転移することが出来る実験施設で起こった密室殺人事件。
施設に収納されたのは人種、年齢、性別、多種多様の6人。

殺人事件の前後に人格がころころ転移するので身体と中身を把握するのがもう大変。筋は通っているんだろうけど、それを把握する以前に状況についていけない・・・。

しかしながら、テンポの良さや人間心理の推移、生産的なオチ、ハマりますがな。

ちなみに人格と身体が入れ替わる話は手垢のついた設定だけに、よく思春期の男子と女子がぶつかった拍子に入れ変わって、てんてこまい、なんてのがありますが、本作にはそういう雰囲気は期待しないほうがいいな。

女子の身体になった男子が入浴時、いやーんな考えを巡らせたりというのも青春モノならともかく、本作では皆無。でも、汚らしいおっさんが美女の身体を獲得したときは、なぜだか私も焦った(笑)。

人格転移の殺人人格転移の殺人
西澤 保彦

講談社 1996-07
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posted by 桃鳥 at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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