2006年12月01日

博士の愛した数式/小川洋子

出版社/著者からの内容紹介
記憶が80分しか持続しない天才数学者は、通いの家政婦の「私」と阪神タイガースファンの10歳の息子に、世界が驚きと喜びに満ちていることをたった1つの数式で示した…。頻出する高度な数学的事実の引用が、情緒あふれる物語のトーンを静かに引き締め整える。著者最高傑作の呼び声高い1冊。


虚数、素数、完全数に友愛数、フェルマーの最終定理に江夏投手の28番・・・知ってる用語もあれば初耳のものもたくさん登場するけど、数学用語なんて理解できなくてもいいじゃないか〜と開き直れば素晴らしい一冊になるでしょう。
人と人との触れ合いが素晴らしくて心温まりました。

それに適度に短くて読みやすい。
これを読んでいる時『白い犬とワルツを』の感触を思い出しましたよ。

数学を絡ませた文体が本当に美しい。才能なんでしょうね。

大人同士の真ん中に子どもを挟むだけであそこまで状況が変えられるのは子どもの特権なんだと思うな。他人の子どもをあんなに愛せる博士は今どき希少だし。

博士の愛した数式博士の愛した数式
小川 洋子

新潮社 2005-11-26
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posted by 桃鳥 at 14:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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