2006年12月01日

複製症候群/西澤保彦

内容(「BOOK」データベースより)
兄へのコンプレックス、大学受験、恋愛。進学校に通う下石貴樹にとって、人生の大問題とは、そういうことだった。突如、空から降りてきた七色に輝く光の幕が人生を一変させるまでは…。触れた者を複製してしまう、七色の幕に密閉された空間で起こる連続殺人。極限状態で少年達が経験する、身も凍る悪夢とは。


コピー人間といえば『パーマン』に出てくるコピーロボット。
コピーロボットは代わりに学校行ってくれるし、テストも受けてくれるし、代理の必要がないときは引っ込んでてくれる。

でも本作のコピー人間はコピーでありながら「我こそは本物だ」という我があるから厄介なことに。
思春期独特のコンプレックスや恋愛、年上女性への憧憬などを絡ませた青春群像劇になっててちっぴり切ない。

殺戮の描写がやや残酷だけど、これくらいなら心臓の弱い読者でもなんとか許容範囲ではないかと思います。

SFを軽く楽しむ分には十分でした。

複製症候群複製症候群
西澤 保彦

講談社 1997-07
売り上げランキング : 911562

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


posted by 桃鳥 at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。