2007年01月28日

殺人現場は雲の上/東野圭吾

内容(「BOOK」データベースより)
新日本航空の花のスチュワーデス、通称・エー子とビー子。同期入社でルームメイトという誰もが知る仲よしコンビ。容姿と性格にはかなり差がある凸凹コンビではあるけれど…。この二人が奇妙な事件に遭遇する。昼間、乗務中にお世話した男の妻が、自動ロックのホテルの室内で殺害されたのだ。雲をつかむような難事件の謎に挑む二人の推理はいかに?


客室乗務員ではなくスチュワーデスという名称が一般的だった1989年発刊です。
Amazonに画像が出てないのが残念。とてもセンスのないイラストだったのに。
コミックス化されてて少し驚きました。

表紙に時代を感じたけど作品そのものは昔のものでも安心して読めます。
安定した面白さは才能なんだろうな、と頭が下がる思いです。

スッチーのエー子とビー子の凸凹コンビが事件を解決する7つの連作短編集。
タイトルが『殺人現場は雲の上』なのでてっきり機内で殺人事件が起こるのかと思っていたけど、そんな話は一つもなかったです。
抜粋して感想を。

「忘れ物に御注意ください」
忘れ物というのが赤ん坊。
「今どきの母親は」という嘆きはいつの時代もあるんだなー実感。

「お見合いシートのシンデレラ」
普段は野次馬根性むき出しのビー子がにイケメンに翻弄される姿が微笑ましかったです。
東野さんは他の何作品かでも同性愛を扱っていますね。

「とても大事な落し物」
機内トイレに落ちていた遺書の持ち主をエービーコンビが探しあてるわけですが、とても繊細な落し物なだけあって捜査の仕方も慎重。スッチーならではの配慮の仕方に唸る部分も。

殺人現場は雲の上殺人現場は雲の上
東野 圭吾

光文社 1992-08
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posted by 桃鳥 at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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