2007年04月30日

人質カノン/宮部みゆき

内容(「BOOK」データベースより)
「動くな」。終電帰りに寄ったコンビニで遭遇したピストル強盗は、尻ポケットから赤ちゃんの玩具、ガラガラを落として去った。事件の背後に都会人の孤独な人間模様を浮かび上がらせた表題作、タクシーの女性ドライバーが遠大な殺人計画を語る「十年計画」など、街の片隅、日常に潜むよりすぐりのミステリー七篇を収録。


読む本がな〜い時に読むのは贅沢な一冊なのかもしれないと思った。
どれも現代人と家族・他人との繋がりを意識したものですな。

その中でも「八月の雪」はいい話なんだ。死んだ祖父母の若い頃の意外な話を耳にするのが葬式というのは、わかわかる。
事故で脚を無くし生きる活力を失った少年が、過激な歴史に関わってしまい死を覚悟したことのある祖父の過去を知る。少年の人生観に軽く電流が流れたことはいうまでもなく、結末に希望を残す感じが宮部作品らしいです。

集中して読むと無性にインパクトに残るの。

人質カノン人質カノン
宮部 みゆき

文藝春秋 2001-09
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posted by 桃鳥 at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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