2007年05月04日

あくむ/井上夢人

内容(「BOOK」データベースより)
盗聴、その秘密の趣味にのめりこんだ時から、僕の生活は変わった。(「ホワイトノイズ」)ここは病院らしい。両眼を包帯で巻かれた私に誰かが近づいてくる。(「ブラックライト」)高校生のころ私は、人々と自分が違う「種」であることを知った。(「ブルーブラッド」)夢なのか、現実なのか、すべてがあいまいなまま“恐怖”という感覚に集約されてゆく。覚めやらぬ“あくむ”そのままの5つのホラーストーリー。


単なる悪夢だったらどれほどよかっただろうか、と思わせる5つの短編ホラー。
現実と夢の境目があやふやではあるけれども、全て現実と思わせるところに恐怖が2倍。

「ホワイトノイズ」は盗聴と恐喝と僕の正義感。
「ブラックライト」は病院、拘束、現実は悪夢より辛い。
「ブルーブラッド」は異種の同化、それ勘違い。
「ゴールデンケージ」は幻覚、寄生虫、誰か証明してあげて。
「インビジブル ドリーム」は他人の予知夢、どこがエッチやねん。

・・・キーワードはこんなものかな。
偏りのない5種類のホラーを楽しめました。
その中でも「ゴールデンケージ」 は皆が不幸で後味悪いし、体内をはびこる疥癬が気持ち悪かったなー。

あくむあくむ
井上 夢人

集英社 1996-08
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posted by 桃鳥 at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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