BLOOD＋ ＃01ファーストキス

『BLOOD＋』が発表されたのが５月だっけ？喜んだのもつかの間、キャラデザイン見て心底不安になったのが正直な感想でした。劇場版の骨太小夜に惚れ込んだ私としては三つ編みでない小夜、ミニスカの小夜、細面の小夜、こんなの小夜じゃなーいと思ったのですが、テレビシリーズはこれで大丈夫そうですね。てか、慣れた。

制作会社がProduction I.Gてとこだけど、勝手にGONZOがやるんだと思い込んでました。

音楽担当者がまたすごい。ハリウッド映画を手掛けた人ですよ。
『BLOOD＋』は週遅れがあるので折り込んでおきます。

---

実在のベトナム戦争をそのまま描き写したかのように首から血がビュー、老若男女がばったばった斬られてアバンからすごかった。うわ〜、これは毎日放送しか出来ない思い切りのよさです。相変わらず苦情多いだろうな･･･。
伝えるべきことをきっちり見せてくれたら、いいんじゃないでしょうか。作り手もそのつもりでしょうし。

いまやアニメのゴールデンタイムが「土６（どろく）」と呼ばれるように、人気作品排出枠ですから期待も高まるところです。ご飯食べながら観てたらビックリですよね。ご飯のおかずがレバーだったらもう一つ肝にくる。

竹田プロデューサーお得意のテーマ戦争アニメ。毎日放送に報道出身の竹田氏がいる限りこの時間枠はいつも戦争が絡んでくるのか？
他に「家族」や「組織」、それから何だっけか忘れたけど、色んなテーマがバックグラウンドにチラついてるようです。

とりあえず第１話は小夜と恥ハジの出会いと小夜をとりまく家族の紹介、一連の過去をちらりと見せてくれました。
OPでハジがチェロのケースみたいなのを振り回してたけど、あれは戦う道具なんだろうか。楽器が傷む･･･。

アバンのベトナム戦争の描写はかなり描き込んでました。
それから刀の振り方、よく分からないけど下から振り仰いでそのまま孤を描いて横に斬るという一連の動作は無駄がなく、よく研究されてるなと思いました。時代劇に出てる俳優さんなんかあんな感じ。

キャッチボールの下手なリクの腕の動きも巧かった！
あの動きじゃまともにボールが投げられないはず。ここは第一話の中でも圧巻です。

刀に長い溝があるのはそこに小夜の血を流して翼手を討つんでしょうね。

学校の先生がぁ〜！！
南無阿弥陀仏、南無。