2007年04月08日

地獄少女 二籠 #26あいぞめ(終)

拓真が地獄に流しても代理の「悪魔」として違う誰かが祭り上げられる可能性があるってことを少し考えたらわかるはずなんだけど、蛍はもうテンパってますね。あいの説明も聴かないくらいだし。

あいに助けられたとはいえ地獄通信の送信ボタンを押した蛍を拓真はよく許せたよなーと思う。入水自殺しようとした蛍を躊躇なく助けてたもんね。蛍を助けるに至るまで少しくらい葛藤があってもいいんじゃないかな、と思ったり。

村人の暴行で始まり撲殺で終わった閻魔あいの生涯はあまりにも悲しすぎるけれど最期に人間の心を持って亡くなったことが唯一の救いです。

にしても地獄通信が携帯モバイル対応になるの遅くないっすか?
地獄経営者は経営の勉強をもっとしたほうがいいと思います。

あと、柴田一とつぐみの一度きりの登場は一体何だったんだ・・・。


<総括>
第一期に比べて面白かったのは二籠のテーマが「愛」に一貫していたからだと思います。地獄通信で通じる怨みの度合いに疑問が残りましたが。
たまには捨て回もあったけど、息抜きのギャグ回だと思えばいい。
で、あいが居なくなって次期・地獄少女がその役割を継いでいる含みで終了しましたが、第三期など作らずここで美しくシリーズ終了してほしいです。


2007年04月01日

地獄少女 二籠 #25彷徨

ラブリーヒルズの住民たちは地獄通信を殺人道具と勘違いしている節があります。
自分の手を汚すのが嫌だから他人に殺人を依頼しているのと同じ。刺し違える勇気もないんでしょう。

ラブリーヒルズの連中から逃げる紅林拓真と飯合蛍は村人から逃げる数百年前のあいと仙太郎と重なるんですよね。
あい自身もそう思ってなのか、きくりの悪意のない鬼ごっこに静かにキレてました。
あいは拓真と蛍のイメージが仙太郎と自分のように映ってしまい、地獄通信のルールに背くのではないかと期待しているのですが。
次回の「お嬢の出した答え」とは何でしょう。

前回の感想で住民がみな地獄通信を利用している割には悪事の元凶と思われている拓真がターゲットにならないのはおかしいと書きましたがキタ!
拓真を信頼させ裏切る、持ち上げて突き落とす。
蛍が拓真を流す理由は恨みではなく、単なる異常事態の解決作だと思うけどそれでも受け入れられるのでしょうか。

「地獄少女が消えてもかまわない」
「閻魔あいがいなくなったっていい」
「けどあんたには居てほしいんだ」
三藁があいに言ってると思っているのですが、あいが閻魔あいでなくなるってこと?
posted by 桃鳥 at 22:02 | Comment(0) | TrackBack(7) | 地獄少女 二籠【終】

2007年03月25日

地獄少女 二籠 #24連鎖

前回もそうだったけど、今回ほど恨みの理由に意味がなく、依頼人とターゲットの名前がどうでもいい話はありません。ラブリーヒルズの住人による地獄流しも満員御礼でいよいよクライマックス。

どこで恨みを買っているかわからないから友人が多い人ほど危険で、引き篭もりのほうが安全なのかも。

皆、家族、友人らを地獄流しにしておいて「悪魔の子の仕業なの〜」と素晴らしい演技で紅林拓真に罪を擦り付けてますが、目が合っただけで地獄に流されると信じてるくらいならとっくに拓真がターゲットになってても良さそうな・・・。これは現実的に皆、遠くの悪魔より近くの憎むべき人を優先しているんでしょう。
拓真の地獄送りは他人にまかせて自分は嫌いな人間を流すことで満足を得る、と。いかにも我が強いラブリーヒルズの住人らしいです。

もうすぐ署長昇進予定(若すぎないか?)だった課長刑事はやっかみがありそうだから流される理由も頷けるけど、横田という飯合誠の同僚なんか日常のワンシーンのように人知れず消滅するのはなんとも哀愁漂ってせつないです。

飯合が図書館で借りた地獄通信関連書物の中に一冊だけ『美味しいココア』というのがあったけどこれは蛍が戻ってくることを願って美味しいココアの作り方をマスターしておこう、とかいう泣かせる想いが詰まってるのでしょうか。

輪入道のいう「依頼がたくさん来ればそれだけお嬢の役目は早く終わる」というのは第一期の感想で触れたとおりノルマを達成したらあがれるようです。地獄通信そのものは永遠不滅だろうから次期・閻魔あいにバトンタッチなんでしょう。
次期はつぐみかな?それを推測するのは時期早々ですかね。

地獄への入り口は壺の中だったとは。
確かに上から光が差し込んでいるのがずっと気になってたけど。ユニークです。
posted by 桃鳥 at 21:26 | Comment(2) | TrackBack(9) | 地獄少女 二籠【終】

2007年03月18日

地獄少女 二籠 #23不信

(その1)ターゲット・他人の歌唱力をケチった男、小牧
      依頼者・歌唱力をケチられた男、内藤

(その2)ターゲット・自分の歌唱力をケチった男を地獄流しにしたヤツ、内藤
      依頼者・地獄に流された男の嫁、小牧ヨメ

今回は依頼者とターゲットの名前、どうでもよさげな内容でした。
飯合誠一と妹の蛍は第一期の柴田一とつぐみのようなポジションです。
柴田親子が地獄流しの是非を問う存在だったのに対し、飯合兄妹は地獄通信の存在そのものを追う形となりそうです。

人が一瞬で消える瞬間を飯合誠一ら第三者が目撃したことで、世間での地獄通信の信憑性が高まるのでしょう。そして利用者が増えれば増えるほど依頼者の恨みの内容は陳腐なものと化しそうです。
恨みの念が深くないと通信できない、といった描写があったと思うので、実際採用される依頼は数割だと思いますが。

拓真のパソコン通信履歴を徹底的に洗っても、地獄通信そのものが超常現象のような存在なので証拠は出ないでしょう。

警察の聴き込み調査は二人一組が基本ではないのでしょうか・・・。

2007年03月11日

地獄少女 二籠 #22憧憬

依頼者・蓮江美鈴
ターゲット・水谷せり

第14話「静かな湖畔」以来、絶望的な状況でも何とか正気を保って過ごしている様子の紅林拓真。
世間から偏見と好奇の目に晒される拓真の前に現れたのが自由奔放な水谷せり。

拓真の心に光を与えたことで一見女神のように思えるせりですが、強請りをしたとなると別です。
せりが家を奪われようがリストカットの経験があろうが人を陥れてしまえば、被害者らに糸を解かれても同情する余地はありません。

というか業者に家を奪われた事象をせり本人がたんたんと語るので情に入ることが出来ませんでした。どうせなら回想シーンでも挿入すれば画像効果でせりの感情を理解することが出来たかもしれないのに。

拓真の父親の言うとおり、悪行はいずれ当人に戻ってくると私も思ってます、というか思うようにしてます。そうでないと法の裁きを受けない細かな悪行が氾濫する世の中やっていけないような気がして・・・。

拓真が「悪魔の子」と呼ばれるのは、「タクマ」と「アクマ」をかけてのことでしょうか。
拓真の目前で人が消えたのは今回で二度目。
二度あることは三度ある、ということで次回も拓真の出番です。
ここまできたら何が何でも糸は引いてほしくないです。

2007年03月05日

地獄少女 二籠 #21紙風船ふわり

依頼者・来生洋子
ターゲット・都丸誠

どんなグロに耐えられても嬰児や胎児のあらぬ姿だけはダメなのよー、と以前にも読書感想のほうで書きましたが、もう一度。なんでラーメンの中なんだ?(笑)

遊郭の女将は第16話「悪女志願」のターゲット・上月マツにそっくりでした。先祖か。

新三郎が贈ったかんざしはつゆ(骨女)への餞別というより償いのつもりなんだろうけど、これは新三郎の自己満足以外の何ものでもない。
贈り物で持ち上げて、遊郭で突き落とす。はっきり言って迷惑です。

きよが足抜けしなかったのは、シャバに出たところで生きる術を知らない受刑者のように外の世界が怖かったというのもあると思います。

骨女とあいの会話を伺うに、地獄メンバーは卒業できるんですね。
♪この世界からの〜、卒業〜♪
ちょっと尾崎豊の「卒業」思い出したよ。

輪入道と骨女の過去がこれだけ濃厚に語られたというのに一目連ストーリーは寂しくないですかね。
posted by 桃鳥 at 21:33 | Comment(0) | TrackBack(6) | 地獄少女 二籠【終】

2007年02月25日

地獄少女 二籠 #20乙女のアルバム

依頼者・森内樹里
ターゲット・藤巻真里

ジュリマリですって?
ジュディマリとかけてるつもりかしらん。
自分らのコンビ名をつけてしまうなんて、完全に二人だけの世界だ。
もっと痛い話かと思ってたけど意外にせつない感傷にはまってしまいました。

女の子同士の絆があさっての方向へ飛んでしまう話なら第一期の第10話「トモダチ」でもありました。「トモダチ」は愛情のない恨みだけでしたが、今回は第二期のテーマに則って(?)愛情70%、嫉妬と焦燥30%といった感じです。

意地悪をする樹里を見てすぐ「その脚、治ってんだろー」と分かりました。
意地悪をしておいて、影では悲しい表情を見せる樹里の心境がせつないですよ。
脚が自由になることは、真里を自由にしてしまうことと同じだったのでしょう。

二人が不仲になった原因は傍からみればとてもつまらないです。
テニスのダブルスを組むことを誘われた真里ですが、完全に返事をしていたわけではないし、樹里も立ち聞きしていたならそれくらい分かっているはずなのに。感情が突っ走ってしまったようです。

今回の調査係が一目連という見た目若い男だったので嫌な予感はしてました。人選間違ってませんか?
一目連に抱きついて泣く真里を目撃した樹里は敵対する相手が同性なら太刀打ちできるけど、男性ならどうにも出来ないと思ったのではないでしょうか。ここでもまた感情が突っ走ってます。

一目連は競輪選手の真似事なのか、メッセンジャーボーイのつもりなのか・・・。
灯篭は死者の魂の象徴なのかな。
過去の依頼者はもちろん、地獄通信に関わらない人物も地獄に落ちるべき人物はあの灯篭に含まれるのでしょうか。

2007年02月18日

地獄少女 二籠 #19湯けむり地獄、旅の宿

依頼者・湯元百合江
ターゲット・藍田伊知子

流し流されうりうらら〜な話は第17話「沈黙のまなざし」で親子間の地獄流し連鎖がありましたが、今回は代を経て依頼者とターゲットの入れ替わりであり、同じ子孫という因縁話。
時代の場面転換が解りにくいなーと前半は思ったけど、全体を通して観てみると「なるほど」と思える出来栄えでした。

輪入道の初仕事参入もあいに強制されることなく、自分の意思だったのがごく自然な感じでよかったです。

現代版地獄流しはターゲットが失踪することで始末がつけられていますが、昔はそうでもなかったようですね。伊知子の先祖が地獄に流した嘉平は熱湯で火傷状態の死体となってました。
初代地獄通信は絵馬で、新聞、インターネット、と時代を映してて面白いですね。
時代時代で他に通信手段はあったのしょうか。

ホテル嘉平庵の温泉偽装工作は自業自得ですよ。
風呂に入浴剤入れていただと?
ほら、あかんわ。実際同じ細工をしてマスコミに祭り上げられたホテルあったよなぁ・・・。

依頼者の百合江は本当に裸でホテル内を走りやがった。
いじめの当人である伊知子が監視しているわけではないのだから、たとえ羽織物が濡れていようとそれを羽織ればいいことなのに。
バカ正直というより、おつむが弱いと思った。ちょっと考えたらわかることですよ。

2007年02月11日

地獄少女 二籠 #18あのひとの記憶

依頼者・武田公平
ターゲット・武田美千代

美千代は子を産めない身体でありながら子を望んだ。
公平は代理出産を提案し、実行。
実は美千代が子を望んだ件は夫をためしたかっただけだった。

だったら美千代は代理出産を実行する手前でストップかけりゃ良かったのに、と思ったのは軽薄ですかね。里奈が産まれてからどーのこーの言ったって自分の責任じゃないの?

美千代は公平に子どものいない家庭を本当は選んで欲しかったんですよね。
わざわざ代理出産で子を設けることは美千代にとって女性としての無能さを思い知らされる破目になったと。

あそこまで里奈を愛せないってことは美千代の卵子をシャーレーの上で授精(たぶん受精ではない)させてから代理母に託したんじゃなくて、代理母の卵子を使って人工授精したってことだよなぁ。

美千代のような立場の人の気持ちって察することは出来てもその苦悩を同じレベルで感じることは同性でも出来ないんですよね。
posted by 桃鳥 at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(4) | 地獄少女 二籠【終】

2007年02月04日

地獄少女 二籠 #17沈黙のまなざし

依頼者が穂波でターゲットも穂波ってことになるのかな。ちと違うか。
地獄流しが親子で連鎖するパターンは虐待が子に連鎖するのを思い出します。

娘の目の前で自殺する母親があるか!と怒り心頭。何が「幸せになってね」でしょう・・・。
親の無残な死を目撃してしまった寧々は記憶の中に一生その映像が刻まれ、ある意味生き地獄だと思います。置き土産が生き地獄ですよ。

娘を見守ってやってねという母の愛は温かいし、死後の地獄へは行かせない思いやりも泣けるけど、この人やり方まずいよなーと思うわけですよ。
寧々が抱いているであろう美しい父親像をぶち壊すのは可哀想だけど事実をありのまま話すしかないんじゃないかな。寧々も成長すれば理解できるようになると思うし。
自己犠牲も勘違いが入ると美しくないな。

穂波を黙って見過ごすことができない、と一目連と輪入道はつい情に流され疾走。
かつて彼ら元道具は何も語ることができないなりだったので多数の無念を抱いてきのでしょう。言葉を使える姿になった彼らはかつての無念の感情が反動となってつい走っちゃったって感じ。
輪入道は怪力なのに持久力はてんでないのな。いや情の入れようが違うからか。

付喪神(つくもかみ)、調べてしまいました。
道具が長い時を経ると妖怪になるという俗信でした。

一目連が日本刀から人間の姿に変化したとき思ったけど車輪さんはなぜに老人の姿なんだろう。材料である木の年季が古いから?
「一目連は元・雨傘でしたー」の方が似合ってるような気がするのは何故だろうか・・・。

最後に。
犯人を確定するには犯行動機があれば十分という剣持沼子の意見は被害者遺族の著しい偏見なので危険です。
posted by 桃鳥 at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(5) | 地獄少女 二籠【終】

2007年01月28日

地獄少女 二籠 #16悪女志願

依頼人・辺見蘭
ターゲット・上月マツ

輪入道と違って骨女は昔、人間だったみたいです。吉原で働かされていたのでしょうか。
男と女が骨女を橋から突き落としたようなシーンがありました。
どうも彼女も以前騙されたことがあるようで、依頼人の辺見蘭にはやけに肩入れしていたのが人情があっていいなぁと思いました。
※吉原とは限らないですね。観た時は「吉原だー!」と思ったのですが・・・。

上月マツがいうには「化粧は男を騙すもの」。考えようによっては攻撃の道具です。
第8話に登場した高校教師・馬場翔子の化粧のどぎつさは家庭内の不穏な事態を生徒に悟られないための仮面。これは守りの役目を持っていると私は考えます。
実際、化粧一つで周囲の注目を浴びることができた蘭にとっては自信の源になってました。
こうやって考えると化粧は使う人の人格そのものともとれるんだよな〜としみじみ。

蘭はマツに騙され自分と同じ顛末を向かえる女性がこれ以上現れないよう自分が犠牲になってしまいました。
サブタイトル「悪女志願」。でも悪女になれなかった欄。なれなくて当然です。
きくりに化粧がケバイおばちゃん呼ばわりされても怒らないし、怒るどころかきくりの言葉を受け入れて納得してしまうお人好しですから。

蘭が悪女になってたら罪の意識に潰されて廃人になっていたと思います。
この話、蘭が悪女にならなかったことが唯一の救いかな。

京都弁で恨み言を並べるお仕置きシーンはユニークで、特に純恵の京都弁はなんだか面白かったです。

蘭は地獄通信にアクセスした直後に絶命。
依頼者死亡の描写がある話では第5話「地獄への暴走」の山田麗音のバイク事故を思い出したけれど、そのシリアス度は山田の比ではないです。
今、マツと同じく地獄への入り口をくぐったのかなー、と思うとせつないです。

2007年01月21日

地獄少女 二籠 #15この国のために

政権を恨む前に足元を見つめよう。ってか。
依頼者の菅野春美は夫・郁志から家庭内DVを受けていた。
夫の作った借金返済で生活はどん底。

今回は春美たちが地獄流し回避の努力をしていないと感じました。
家庭内DVは相談室へ電話もしくは訪問する手があると思う。
命に関わるDVでなければ保護はされないと思うけど、それでも利用する価値はあるでしょうに。

それから経済的に火の車であるはず菅野家にパソコンが置いてあったのも引っ掛かる。
インターネット代金も月々積み重ねていけばバカにならないというのに、なぜそんな物が置いてある。
どうみても菅野家の必需品には見えなかった。
ネットカフェでいいんじゃない?

結局糸を引いたのは春美でしたが可愛い娘さんが糸を引かなかったのがせめてもの救いだなんて思いませんよ。
この世で夫の借金背負わされてDV受けて心身ともに疲れ果てた春美が、あの世でも苦痛を受け続けるなんていたたまれないですよ。

郁志は地獄直行便の舟であいに向かって何か喚いていたけどあいちん、思いっきり無視。
普段ならターゲットの罪を突いた一言二言があるはずなのですが、勝手に喚いとけ状態。
ええ性格してるわー。

それから家計が火の車である菅野百合子を通り魔から救ったのが文字通り火の車っていうのはシャレ?

2007年01月15日

地獄少女 二籠 #14静かな湖畔

「人を恨んではいけない」
父親の教えを真に受け止め、前向きに生きていこうとした清い少年が奈落の底に・・・。
これぞ鬱アニメの真骨頂。暗くていや〜な話でした。

嫌がらせの犯人が柿沼敏也であることを知っている紅林拓真は地獄通信の画面を日々見つめることで、復讐心を押さえていたんでしょう。昨今我慢の出来ない子供が目立ってきている中、拓真は辛抱強いです。
それなのに両親殺されて冤罪で警察に連行されるのは、健気な少年だっただけに惨すぎます。

吉崎さやかが糸解くタイミング悪すぎなんです。だからといって彼女を責めることもできないからやるせない。

拓真がボウガンを手にしている姿を見たからとか、庭が荒れているからとか、ビラに「悪魔の子」と書かれてあったからとか、近所の眼って時として人の精神を殺すなーとつくづく思う。

きくりの人体バラバラ絵図は時事的にタイミングがいいと言うべきか、悪いと言うべきか・・・。

次回は・・・・あ?国民が総理大臣を地獄へ流すのですか?
posted by 桃鳥 at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(9) | 地獄少女 二籠【終】

2007年01月07日

地獄少女 二籠 #13Vの惨劇

依頼者・久住貴八
ターゲット・牧村達彦

事件レポーターの後ろでテレビに出たがる野次馬は視聴者から十分哀れな眼で見られているから放っておけばいいのにと思ってしまうのはやはり客観視なのでしょうか。

貴八が現世で犯した犯罪の報いは逮捕後の娘の回復。生還するのは喜ばしいことだけど、知らぬ間に犯罪者の娘になっているのは可哀想です。
それから娘の「生」に絶望してしまったことも報いの一つだと思います。Bパートでもわかるように娘は生きたがっているのに親が絶望してはねぇ・・・。

きくりは貴八の娘に生きたいか、否かを問いました。ということは過去にも同じように選択を迫られて死を望んだ人もいると思うのです。きくりは「生」を吹き込むだけでなく「生」を奪う能力もあるのでしょう。
娘に吹き込んだ「生」は過去に誰かから吸い取ったそれを移しただけであって、きくり自身から作られたものではないのでは?
「生」を移す能力なのかな。

それにしてもきくりの所業はあいの命令?

2006年12月24日

地獄少女 二籠 #12黒の轍

『天保異聞 妖奇士』の第13話「地獄極楽風聞書」に登場の日本画家・河鍋暁斎(狂斎とも書く)は『地獄少女』のOPで毎度使用されている風物画の作者だよねぇ。かなりカッコよく描かれてる(笑)。

初めは輪入道の命がけのヒッチハイクで笑い、締めでは依頼者のターゲットに対する誤解や恨みの氷解でホロリと泣き、濃密で良い話でした。
トラックと火車、種類は違えど同じようなもの。輪入道の過去が今回の話とうまく絡んでてごく自然に輪入道の過去を知るところとなりました。

立ち退きの件については依頼者・伊藤道郎の遺族としての被害意識がやや大きいかなと思うのですが。
道路整備を怠った行政が悪いとか、立ち退かない家人が悪いとかあるけれど車という凶器を操る限り最終的にはその道を選んだドライバーの注意が問われる部分が大きいと思うのですよ。
あとは運。これも結構大きい。どんなに注意深く運転していても向こうから当たられてはどうしようもない。

道郎の弟の悲劇は免許を取得したてで運転技術と状況判断力が未熟だったことに加えて、危険な道に差し掛かったとき対向車に出くわしたという不運も手伝ってしまったのでしょう。
道郎は立ち退き拒否を恨んでいたというより弟の死を誰かの責任にしたがってるようにみえました。
現にターゲットが亡くなってもそれを信じずに暴走してたし。

先代から受け継がれてきた家を守ろうと嫌われ役に徹する亀岡一人さん、泣かすわー。
名前までせつないし。これで読みが「かずひと」「かずと」でなく「ひとり」なら号泣します。

ところであいのおばあちゃんはあのカラカラを自分で廻しておいて自分で止められないのでしょうか。
きくりのいたずらでカラカラに指が絡まりそうになっても「およしよ」と言いつつ停止する素振りがなかったので気になりました。

2006年12月17日

地獄少女 二籠 #11遠い隣室

地獄の仕掛け人が人手不足で笑った。
一人の依頼者に対して興信所の務め人になったり、宅配業者になったり、ピザ屋になったり、動物医になったりと。文句を言わない彼らを褒めて差し上げたい。

一目連ときくりの接触が今まであまりなかったのでお互いどういった距離にいるかと思えば、きくりは一目連のことを骨女や輪入道と同等の扱いにしてるようでした。三藁で一括りにしているのでしょうか。あいに対しては一目置いているようだし。

一目連はきくりのような聞き分けのない子に対して無関心だと思ってましたが、注意すべきことは叱っていたので、好印象です。

依頼者・天城志津子。ターゲット・立花今日子。
志津子から立花今日子への「いずれムルを連れて引っ越す」というメモはさらに今日子を怒らせたという皮肉な展開。怒り倍増の原因は「ムルを連れていかれること」以外に「自分の気持ちが伝わらないもどかしさ」もあったのかも知れない。
対話が出来ないどころか、思いつかなかったとは寂しすぎます。

対話が出来ない、思いつかない人間は他人の気持ちを推し量る能力が弱いと思います。
対話さえできれば回避できたであろう事件や自殺なんかは昨今のニュースを見てても非常に多いですが、今回の話はまさにそれ。
立花今日子が消えても、せめて本気で心配してくれる家族がいますように。

2006年12月11日

地獄少女 ニ籠 #10曽根アンナの濡れた休日

息抜き的な内容だったので感想も箇条書き+α。

#曽根アンナさん、全く濡れてなくてガッカリ。
#哲郎を取り巻く女たちが、彼をさらにダメにしてた。
#snowの新曲をさりげなく宣伝。
#あい、最初で最後(?)の赤面。
#哲郎の映画をフランソワ・オゾンのそれと比較するのは無謀だ。
#アラカンのフルネームを知ってる視聴者がハテ何人?
#サイレントムービーばりの決めセリフ、イカす。
#参加型のお仕置きはやっぱイイ。
#異性の目はごまかせても同性には通じませんでした。

ターゲットは根が悪なわけではなく、本当は優しいただのダメ男なので地獄に流されるとなるといつもなら「気の毒だな」とか「そこまでしなくても」とか同情してしまうわけですが、今回は「もうどうでもいいや」と思ってしまった。悲壮感全くなしだし。

しかし、依頼人の執念すごいね。
コーヒーかけられて、車当て逃げされた。それだけで自分の死後の地獄行きと引き換えてしまうわけだから。
コーヒーの件に関してはその場で文句いえばいいし、当て逃げは追いかけて捉まえるもしくは警察に通報すればいいことなのに、依頼人は案外、人に面と向かってモノがいえない性質なのかしらん。
posted by 桃鳥 at 23:41 | Comment(0) | TrackBack(4) | 地獄少女 二籠【終】

2006年12月03日

地獄少女 二籠 #09あにいもうと

「大好きなものだから 壊したくなる」
それはあいのさくらんぼのヘタを紡ぎ取る行為であり、須崎兄妹の愛憎心理でもあるのでしょう。
一目連の過去も妹絡みであることを示唆しているのでしょうか、やたら出張ってた。

愛情と憎悪は紙一重。
夕食朝食が味噌汁だけなのも愛情ですか?

幹夫の女装版ミキ。どんなに綺麗に女性らしさをアピールしても声だけは男性のまま。
これは幹夫がどんなに愛情を妹に注いでも、それは偏執的であることに変わりはない皮肉な事実を突きつけているようです。

真帆に好意を持った男性は皆ミキに引っ掛かって速攻ホテル。
そこで男たちはミキが男性であることを知りつつ色香に負けて関係を持ってしまうんですよね。

これはミキ(ひいては幹夫)を好きになってしまったから真帆から離れているのでしょうか。
どちらかというと同性を好きになって、しかも関係を持ってしまった罪悪感から離れていく方が可能性としては大きくないでしょうか。

人の好みはそれぞれです。
世の男性全てがミキのような色香を振りまいた女性(もどき)に傾くこと自体あえません。
それに簡単にホテルへいくような男なら真帆の元から消えてくれて正解だし、逆に考えればミキの引っ掛けをクリアした男性こそ真帆の本命になればいいじゃないのでしょうか。

気長に待てばしっかりした男性が現れると思うけどなぁ。別居しないとね。
なんだか10代かそこらで生きるのに疲れて自殺する子どもを彷彿させる話でした。

次回のサブタイトル、何ですか、あれは。
まるで安っぽいアダルトビデオのタイトルみたいですよ。

2006年11月26日

地獄少女 二籠 #08偽地獄通信

馬場翔子先生の化粧がすごいのか、キャラデザインがすごいのか。

女性は化粧をしている時は、していない時より精神的に引き締り、仕事やデートなど何につけても気合が入ります。(追記)これはどこかの研究結果でもそういわれているらしいです。
馬場先生、実は家庭のゴタゴタやストレスなどを生徒に悟られないよう化粧で虚勢を張っていたんじゃないでしょうかね。だからあえて奇天烈化粧にしたんじゃないかと。にしてもあのチークはコントみたいですが・・・。

迷うことなく栗山先生を地獄流し。
馬場先生は鉄仮面であっても一人の人間なんだなーと感慨深くなった矢先、うわっ、先生、涙似合わん。

何だかんだいっても学生時代の恩師で印象に残る人って、生徒にへいこら合わせてる教師より威厳のある教師だったりしますよ。

2006年11月20日

地獄少女 二籠 #07絆

子供は親の所有物ではありません。アクセサリーでもありません。
子育ての失敗例の一つを見せられた気分です。

何なんでしょうか、あの母親は。
息子を事故で亡くして原因究明に躍起になるのは当然だと思いますが、彼女は亡き息子に関する「何か」をしてないといられないようですね。

母親が娘の手で地獄に流されたのは、兄妹で愛情の配分を間違えた罰でしょうよ。
恵美が母親に対しての憎悪を放流させたのは、もう仕方ない、仕方ない。
でも恵美は救われないです。

死んだ人の魂って愛する家族や恋人がずっとその故人に依存して悲しみ続けると心配で成仏出来ない、というようなことをテレビで見聞きしたことがあります。

ということは・・・
お母ちゃんは達也にとって愛する家族には含まれてなさそうだから、きっと成仏できたんだろうな。
えぇー。

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