2005年07月23日

RAIDEN−18/荒川弘

『鋼の錬金術師』の作者・荒川弘が出版社の壁を超えて『月刊サンデーGX』で読みきり漫画を掲載。初めてサンデーとやらを買いました。両者とも同じ月刊なのに厚みが『月刊少年ガンガン』の半分、値段は『少年ガンガン』より高いってどういうことでしょうか?『ガンガン』の厚みが異常なのか、『サンデー』の値段設定が変なのか・・・。比べてみたら若干、『サンデー』のほうが紙質硬いわ。

付録に「読めばモテ娘(コ)に大変身!」と書いてあって、裏をめくると「※書いてあることはすべてウソです。編集部に対するお問い合わせはご遠慮下さい。」と書いてある。
サンデーって自由奔放だね。

以下ネタバレ感想です。




タチバナ研究所のタチバナさんという女の子がクリーチャー(造られし者)なるフランケンシュタイン(名前:RAIDEN-18)を死体から造り、『クリーチャー選手権』へ出場。優勝したら死体一年分がもらえるらしい(笑)。出場者は死体から造られた者ばかりなので、ドライアイスの売り子が歩いてるし、女性が「防腐剤、何使ってるの」とナンパされたり目茶苦茶です。

『サンデーGX』だからお色気カットのつもりでタチバナさんの下着を描いたんでしょうか。全然、色気ありませんよ。てかあれは下着?

話の本筋より、背景の描き込みが気になって気になって。
タチバナ研究所の本棚に並んでる本のタイトル。

「どくどくわかる人体」
「がばがばわかる人体」
「アナタとワタシの神経切断」
「Lets カイボウ」
「一日でわかる人体」
「フランとエンジョイ!!」
「今日からフラン通」

(※フランとはフランケンシュタインのこと)
なんですか「がばがばわかる人体」って(笑)。

それからタチバナさんがパソコンでネット死体オークションをチェックしてますが、サイト名が「Gyahoo! Auction!」。ギャフーって・・・。
いいの?しかも血文字。

街頭に「土葬 ダメ!ゼッタイ」と書かれたポスターが出てきます。なんや、それ!とツッコミたくなるけど、本編読んで納得。

人造人間同士の戦いである『クリーチャー選手権』の開催日時が8月15日ということが作中半ばに出てくるポスターで判明。バチ当たりそうです。

『鋼の錬金術師』では人は造ることが出来ないと掲げてますが、これは正反対で人を造ってます。サンデー編集部が「RAIDEN-18はハガレンを全否定」と煽ってたのはこのことなんですね。

ハガレンは最短距離で最終回へ突っ走ってると作者さんもおっしゃってたので、泣く泣く削らざるをえなかったギャグをここに入れてるのかな、と思いました。荒川節炸裂!
荒川さんが楽しそうに描いてる姿が目に浮かびます。この作品に、ストレスぶつけてそう。

荒川さんの実家が畜産家なだけあって、ハガレン同様生かすこと殺すことのテーマが見え隠れしてます。ギャグ漫画なんだけど、角度を変えて読むと結構思いテーマしょってますよ、これ。捉え方は人それぞれでしょうけど。

しかし、この作品は私、ストーリーより背景の描き込みネタに感服です。

RAIDEN-18の名前の由来は江戸時代のスーパー力士、雷電為右衛門らしいけど知らない。だいたい「らいでん」「ため」「みぎ」「えもん」と切ってタイピングするくらいだから。
モデルは千代の富士だけど、よくわからない。相撲わからん。


posted by 桃鳥 at 01:39 | Comment(2) | TrackBack(2) | 漫画

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