以下、「血たす」第50話のネタバレ感想です。
赤ん坊を殺すなんて倫理に反する描写になったら普通に考えて抗議がくるでしょう。製作陣がそこまで非情ではないと思って安心して観てました。
Aパートでのハジの愛の告白とか純朴な笑顔とか、口にキスしかけてホッペにずらした微妙な心理とか色々素敵な描写はあったけど、Bパートで普通に学校通ってる不自然さのほうが勝ったかも。
先生が吊るされて死んだ樹から新しい芽が出てて、その成長ぶりに感慨深くなったけどブランク何年だっけ?
もちろん香里と同級生じゃないんだろうけど。いやいや、そんなことより小夜らが居なくなった後の学校の動きとか世間の興味を想像すると薄ら恐ろしいんですけど。
ジョージ没後、兄弟3人が行方不明になったからには当然誰かが不信に思うでしょう。香里が事情を知らないなりに何かを察知して騒ぎ立てないように努めても、学校は黙ってないでしょう。警察とか動いたんじゃないかな(笑)。マスコミやワイドショーの餌食にはならなかったのでしょうかね。
表向きは留学していたことになっているとかいう裏設定でもあるのかしらん。
でも戻ってきたらリクが欠けてる事実はどう説明してるんでしょう。
自宅に帰ってから弁当の感想で話題が盛り上がるのってほのぼの家族の典型みたいでいいね。
舞台が沖縄に戻って原点に戻った気分でした。小夜のヘアスタイルは本当は長い方が人気ありそうだけど、これもあえて作劇初期の原点に戻してジエンド。あー、でも女子高生が表通りで散発なんて恥ずかしいぞ〜。
【総括】
劇場版の骨太小夜が好きだったので、アニメ版小夜のルックスや消極的な言動には相当苦しみました。
ロードムービーなのに行く先行く先全員流暢な日本語だったり、外国人の顔の造形が日本人とさほど変わらないことで現実性を欠いたりと、ロードムービーの良さが半減してた気がします。
劇場版では米国人は本当にそれらしいキャラデザインでしたし、セリフは英語で日本語字幕を入れることによってクリアしてました。
一年放送のアニメで字幕攻撃は・・・・・・視聴者つらいね(笑)。
※現在、ライブドアさん宛てにTBが飛ばず胸を痛めております。